2017年1月23日月曜日

蓋付き携帯アルコールストーブ

  • 蓋付き携帯アルコールストーブ
    • 用意するもの
      • Aromax(ポッカサッポロ)空き缶とその蓋
      •  250ml ジュースの空き缶(バヤリースとスコールでやってみています)
      • オートウェルド(耐熱パテ) ✳︎オートバックス等で売っています。
  • インナーの加工
    • Aromaxの空き缶を適切な高さで切断。
      • 切断する位置は、カッターなどで罫書きか、サインペンでマークすると良いと思います。
      • 切断には金属加工用の糸ノコをセットした卓上糸ノコを使用しました。ホームセンターなどで工作室を借りると良いでしょう。(無料で貸し出しているホームセンターもあります)
      • 切断した後は手を切らないように、ヤスリで軽く面取りをしておくと良いでしょう。
    • ジェット孔を開ける
      • 穴あけする位置は、マスキングテープで印をつけると等間隔に印をつけやすいです。今回は五箇所開けることにしました。




      • 蓋のスクリューの下の部分でアウターと接合するので、その接合部分の下にドリルで穴を開けます。φ1mmで開けました。図のようにジェットが右斜め上に出るよう、右斜め上にあけます。

    • 折り溝をつける 
      • ジェット孔の左側につけると良いでしょう。およそ5mmくらいのところにつけました。全部で五箇所。
      • スチール缶なので、硬めですが、ヤスリや机の角などを押し当てて折り溝をつけています。

  •  アウターの加工
    • 塗装除去
      • 必要であれば、外側の塗装をヤスリ(#320)で磨いて剥がすと良いでしょう。中身が入っている状態ですると磨きやすいです。
    • 底面加工
      • 空き缶の底の最も低い位置をヤスリで削って取り除きます。ベルトサンダーを借りたりできると気持ち良く削れます。(無料で貸し出しているホームセンターもあります)ある程度削ってから、カッターで切れ目を入れるのも良いでしょう。
    • 切り離し
      • 切り離す位置は、インナーとアウターの接合部を揃えた時に、インナー底(切断部分)との差が8mmほど余裕を残してカットすると、最後に折り込み仕上げができます。
      • 本や雑誌などで高さを調整して、罫書きの要領で数回回して切れ目を入れます。切れ目に沿って軽く何度かへこましたり戻したりすると金属疲労で綺麗にカットできます。
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  • 底蓋の加工
    • インナーとアウターを仮組みして、ひっくり返してそ底蓋用空き缶をセットしてから切れ込みを入れると綺麗に整えることができます。
    •  前段階として切れ込みだけを入れて、切り離しはせず次のステップへ。





  • 接着1
    • インナーの接着するジェット孔上部の部分にオートウェルド(接着パテ)を盛ってつけます。

    • 接着剤がつかないようにアウターをインナーにセットします。

    • 最後まで押し込みます。
    • 接着材が垂れないよう、逆さま向けて一晩放置。オートウェルドの硬化時間が長いものを用いると、盛ってつけた分のオートウェルドが垂れてくるので逆さま向けてアウターとインナーを接着します。
  • 接着2
    • 底蓋の周りにアウターと接着させるために軽くオートウェルドを塗り、押し込みます。インナーとも接着してしまわないようにオートウェルドの量に気をつけましょう。

    • あらかじめ入れておいた切れ目に沿って、余分な部分を切り取ります。

  • 仕上げ
    • 底のふちの部分で手を切らないように面取りをするか、内側へ折り曲げてしまうのが良いでしょう。以下の写真は内側へ折り込んでいます。
    • オートウェルド硬化後に、そこを反転させてあげても良いでしょう。 
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  • 参考
    • tetkobaさんの動画を参考に作成してみました。ぜひこちらの本家の動画をお手本に御覧ください。